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靴と歩き方、それに運動 [外反母趾の原因]

前回、外反母趾の3大原因としては、遺伝・女性・ハイヒール があるといいました。


ハイヒールは「靴」なので、一定の条件を満たした種類の靴が、外反母趾を招いてしまうということです。

ヒールが問題なのは、つま先に極端に重心がかかって、ゆがめてしまうからですが、ほかにも、ゆるい靴やパンプスといった、「脱げやすい靴」も外反母趾の原因になります。

ヒールが負担をかけるのはわかる気がしますが、脱げやすい靴はどうしてダメなのでしょう?

脱げやすい靴を履いているときは、脱げないような動きをしがち。
靴の中で無意識のうちに、足指を上げたり指を縮めたりして、脱げるのを阻止しながら歩いてしまいます。

そうした、指の浮いた状態では、指の力が地面に伝わりません。そうすると、親指のつけ根への衝撃が大きくなります。長い期間にわたって、そんな履き方をしていると、やがて、親指のつけ根の骨が出っ張って、外反母趾を患ってしなうのです。

足を圧迫する靴を履くのは、大人です。
この場合は、靴のほうに問題があります。


一方で、最近は、小中学生の子供にも外反母趾が激増しています。
その原因は、靴ではなく、足の筋肉の未発達です。

我々日本人は、生まれてから早い段階から靴の生活が始まります。
靴で足を覆う、「靴」という塊全体で体重を支える生活です。このスタイルは、足指を使って踏ん張らず、指のつけ根で歩くクセをつけます。それでは、足底筋群が発達しないので、親指が曲がってしまうのです。

ちなみに、インドネシアの奥地のような、半ば未開に住む人々は、靴を必要としません。彼らは裸足で生活するので、足の指1本ずつが独立して力強く体を支える歩き方をします。こうした地域の人々には、外反母趾がほとんど見当たらないといいます。


外反母趾を起こさないためには、ある程度の筋力が必要です。都会の便利な生活に馴染んでしまうと、運動不足になってしまいます。足の骨格を保つための筋肉も落ちてしまうので、外反母趾になりやすい。しかも、一旦かかってしまうと、悪化しやすくなってしまいます。

靴と、歩き方、それに運動。
遺伝よりも、コチラの方が危険かもしれません。

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履きやすい優しいパンプスの選び方って? [楽になるアイテム]

■ 履きやすい優しいパンプスの選び方って?


外反母趾になってしまうと、おしゃれが限定されてしまいます。高いヒールはありえないので、だらりとした極端にいえば、サンダル~スリッパのように、足に負担のない履物しか履けません。いっそ着物に切り替えて、下駄とか雪駄のほうがオシャレでしょう。

せめて履きたいのがオシャレでかわいいパンプス。

見ているだけでもワクワクして明るい気分になりますよね。けれども外反母趾が邪魔をします。いざ履くときのことを想像するだけで痛いという女性は多いはず。急増する外反母趾の女子のこんな声が聞えてきそうです。

「好みのデザインのものを見つけられない」「足に合うパンプス選びが難しい」


■ !靴の選び方ポイント4つ


1.ヒールの高さは5cmまで
 7センチ。これは、スタイルが一番よく見えるといわれているヒールの高さです。でも、外反母趾の人にとって7センチヒール鬼門。ますます親指の変形が悪化するばかりか、指にかかる負担は増して長時間履いていられません。

 とっておきの時以外は基本的にはローヒール。外反母趾の鉄則です。そうはいっても、オシャレもスタイルアップも楽しみたいのが本音。そんなあなたの妥協策は、ヒールの高さを「5センチ」までに決めてしまうこと。本当は3センチが理想ですが、高いヒールに慣れている人には物足りなく感じると思います。そこでまずは5センチから。足の痛みが和らいだり、親指へかかる負担が少なく感じるはずです。

2.ヒールは太めが鉄則
 高さの次は細さです。ピンヒールは女性らしい繊細さがありますが、安定感に欠けてます。外反母趾の人は、ただでさえ足が痛くなりやすい。安定感の悪いピンヒールでは足をひねったりしてしまうこともあります。ヒール的なモノを選ぶのなら、安定感の太さをチョイスです。ウェッジソールヒールならつま先の前滑りの心配もありません。

3.トゥ部分の形はスクエア
 ポインテッドトゥは絶対に厳禁です。あれは親指を一番圧迫する形。外反母趾の人は履いているだけで痛いはず。なので選びたくても選べないといのがほとんどと思います。それでも、どうしてもつま先がシェイプされたものを履きたい場合には多少なりともユトリのあるもので。アーモンドトゥなど、若干でもつま先部分にゆとりがないと地獄をみます。
 親指を一番圧迫しないのは言って四角に近いトゥの形(スクウェア型)のもの。これなら履いている間つま先が痛いということも減ります。

4.素材は革を
 素材も重要です。エナメル素材が人気を集めていますが、エナメルなどの素材がナイロンのものはほとんど伸縮性がありません。足が靴の中に押し込められるような形になるので、痛かったり症状が悪化してしまう原因になるのです。革製品は足の形にフィットしてくれます。履いているうちに馴染んで楽になっていきます。


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外反母趾の症状 [治し方]

■ 外反母趾の症状

足の親指が小指の方へ曲がり、靴を履くと、変形した部分が靴に当たって痛い。

そんな外反母趾の進行は、足の指の付け根の幅が広がる「開張足」からスタートします。開張足になると、母趾が足の外側に回旋んで、親指全体は外側に傾きます。親指の中骨が徐々に曲がり突き出てくると、普段は内的に痛く、靴があたった時は外にも、痛みを感じるようになります。

ほうって悪化すると、裸足の日常動作でさえ痛みを感じるようになります。さらに重症化してしまうと、親指の付け根の関節が脱臼し、親指と隣の指とが重なってしまうこともあります。

外反母趾は進行が進むにつれて辛さも度合いも高くなる。ということから、治療は、初期症状である開張足の段階で行うのが良いと言えます。

外反母趾になってしまう原因は、合わない靴履く 歩き方が悪い 運動不足 遺伝、の4つがあげられます。

このうち、「遺伝」についてはどうしようも無いのですが、靴や歩き方に関しては、今日からでも改善できるかと思います。



■ 歩き方

外反母趾の予防と改善にはまず、歩行の改善が必須です。悪い歩き方もクセであるなら、良い歩き方もクセ。良いほうのクセを身に着けておけば、足への負担を減らせます。

正しい歩き方

 かかとを地面に着けて足の指まで体重移動させ、指で地面を蹴る。
 つまりカカトから着いてつま先で離れるのですが、ポイントは土踏まずを着かないこと。
 内股や外股にならないことです。


■ 足に合う靴

 女性のハイヒールは論外。キッチリピッタリしている靴もダメです。歩いたときにもっとも違和感なく自然に歩くことができる靴を選びます。靴の中で、ある程度指を動かせる余裕が必要。また、足の幅や長さだけではなく、甲の高さや土踏まずのアーチなども重要なポイントです。もっとも気にしたいのは、爪先の形状です。

 革靴の場合、あまりにも革が硬い靴はクッション性が低いので、長時間はき続けると、足が疲れやすくなります。おろしたばかり靴を履くときは、短時間ずつ区切って履き、少しずつ慣らしていきましょう。

 人間は、重力で血液が下に溜まりやすいので、朝より夕方のほうが足が大きくなっています。そのため、購入は午後がオススメ。午後にあわせてきつく感じない靴を選ぶのが肝心です。
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外反母趾とは足がアーチ状に曲がって、靴を履くと痛くなるモノです。原因は女性・遺伝と言われます。生まれつきや運動不足も原因となりますが、ハイヒールや大きい靴など、靴による影響も大きいようです。外反母趾が親指側ですが、たいていは小指側にも似た症状が生まれます。片足になる人や両足になる人ががいるのは、歩き方が影響しているのでしょう。治療法としては、マッサージテーピング、矯正グッズなどで症状を軽減したり抑えたりする人もいます。原因や痛みによってもケアが異なるので、重くなるようなら病院での治療が大切です。最悪、手術に至ることもあります。

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