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外反母趾とハイヒール 1 [危険なハイヒール]

■ 外反母趾とハイヒール 1


外反母趾の原因は、「女性、遺伝、ハイヒール」ですが、「遺伝」ではなく「素質」という説もあります。「足の形状」と言い換えてもいいかもしれません。


3つのうち、自分でなんとかしようとがんばれるのは「ハイヒール」。つまり、先細の靴を履くことだけが、外反母趾の予防ために自分で対処できる原因ということになります。

ハイヒールに代表される「先が細くなっている靴」は、その形が外反母趾の原因をつくってます。靴によって指が内側から外側に向かって押されるため、外反母趾を起こしやすくなるのです。もちろん、たった1回履いたから、症状がでるものではありません。親指が外側に曲がったからといって、直ちに外反母趾にならないのです。

たとえ靴の中で押されて親指が外側に曲がったとしても、足には、親指を内側に曲げる外転筋という筋肉があります。また、指の関節は、関節包や靱帯の伸縮力だけでも、曲げられたバネのように、元に戻るものです。

とはいうものの、足の負担は想像を超えるものがあります。靴で押される力は、その人の体重がかかっています。それが、1時間・2時間・3時間・・・と、一日のうち、長いこと押されっぱなしが続くのです。この力に耐えられなくなった結果、外反母趾を起こしてしまう、ということなんです。


ではなぜ、ハイヒールが外反母趾を起こしやすいのでしょう。

すでに見た目から、負担が掛かりそうですが。ハイヒールは先細のデザインが多いのと、ヒールが高いためといわれています。5cm以上の高さがあれば、足が前に滑ります。また、滑りやすいかどうかは、踵から土踏まずにかけてのデザイン、内側の材質の滑りやすさ、足首のストラップの有無によって異なります。

・ハイヒールが滑る条件

  5センチ以上の落差
  デザイン
  靴内の材質
  足首ストラップの有無


先ほど、「体重がかかる」と言いましたが、ヒールが高くなればなるほど、足先にかかる体重の割合は増えます。平坦な靴であれば、足の裏に平均にかかる体重の割合が、高いヒールになると80%から90%に達します。普通の靴で立っているとき、踵と足先の体重を支えている割合は、5対5から6対4に過ぎません。

ハイヒールが、いかに足先に大きな負担がかかっているか。こうしたことからも、わかるものと思います。


次回は、選ぶ条件について、お話します

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外反母趾の症状と痛み外反母趾とは ブログトップ


外反母趾とは足がアーチ状に曲がって、靴を履くと痛くなるモノです。原因は女性・遺伝と言われます。生まれつきや運動不足も原因となりますが、ハイヒールや大きい靴など、靴による影響も大きいようです。外反母趾が親指側ですが、たいていは小指側にも似た症状が生まれます。片足になる人や両足になる人ががいるのは、歩き方が影響しているのでしょう。治療法としては、マッサージテーピング、矯正グッズなどで症状を軽減したり抑えたりする人もいます。原因や痛みによってもケアが異なるので、重くなるようなら病院での治療が大切です。最悪、手術に至ることもあります。

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